コマンドラインでABBYY FineReader PDFのOCR処理を実行する方法

ABBYY FineReader PDFは、コマンドラインでOCR処理を実行できますか?

画面への結果出力(手動でのファイル保存)までであれば、標準ライセンスで実行可能です。

コマンド実行のみで認識結果を直接ファイル保存するには、拡張CLIをサポートした専用ライセンスが必要です。

拡張CLIをサポートしたシングルライセンスはございません。

目次

文書変換のコマンドラインパラメータ

FineReaderOCR.exe <ImageSourceCommands> <RecognitionCommands> <ExportCommands> <OtherCommands>
FineReaderOCR.exe

FineReaderOCR.exe 実行ファイルのパスを指定。
例:"C:\Program Files\ABBYY FineReader 16\finereaderocr.exe"

<ImageSourceCommands>

認識対象となるオリジナル文書のパス(C:\IN\SAMPLE.pdf)またはスキャナー(/scan [スキャナー名])を指定。

<RecognitionCommands>

認識パラメータの指定。OCRで使用する言語を指定(/lang Japanese)。
複数の認識言語を指定する場合は半角スペースで区切る(/lang Japanese English)。
※言語パラメータの詳細は「コマンドライン用の LangName パラメータ値」を参照。

<ExportCommands>

認識結果の出力(/send Target)または自動保存(/out Out.Ex)を指定。

パラメータ出力結果
MSWordMicrosoft Word
MSExcelMicrosoft Excel
OpenOfficeApache OpenOffice
Mail標準のメールアプリケーション(Microsoft Word形式)
Clipboardクリップボードへの貼り付け
WebBrowserデフォルトのWebブラウザー
PDFViewerデフォルトのPDFビューアー
PowerPointMicrosoft PowerPoint
  • /out パラメータによる直接ファイル保存には、拡張CLIサポートライセンスが必要です。
  • Out.Extは、認識結果を含むファイルへのパスで、.Extはファイルの拡張子です。
  • すでに同じ名前のファイルが存在する場合は、修正されます。

コマンドサンプル

"C:\Program Files\ABBYY FineReader 16\finereaderocr.exe" "C:\IN\SAMPLE.pdf" /lang Japanese English /send MSWord

上記コマンドを実行すると、日本語と英語が混在した SAMPLE.pdf を読み込み、OCRエディター経由で Microsoft Word への変換結果が出力(画面表示)される。この時点では自動保存されないため、必要に応じて手動で保存を行う。

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